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    横浜のコミュニティアートプロジェクト

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    By Seasider on 10月 27, 2022 文化とアート

    7月号でお伝えした通り、横浜シーサイダーマガジンは非営利団体(NPO)への移行など、新たな取り組みをおこなっている。私たちの目標の一つは、地元や海外のアーティストと神奈川県民をつなぐ、コミュニティアートプロジェクトの発展を支援することである。今回は、横浜で進められている、公共の壁画ペインティングプロジェクトに関わる現代美術家、すぎもりえいとく(杉森 映徳)氏にインタビューした。

    横浜のこのプロジェクトに関わるようになったきっかけを教えてください

    オンラインでアートに関するニュースを見ていたとき、黄金町アートバザールなどの横浜のコミュニティアートプロジェクトの記事を読みました。そこで、ほかにも横浜でアートプロジェクトを支援している団体がないか調べたとき、7artscafeにたどり着いたのです。7artscafeといろいろ話をしていくうち、9月の展示会をはじめ、7artscafeで子ども向けにアート講座を毎月開いているEduArt(エデュアート)とのコラボレーション、そして1955年に建てられた歴史深い小此木第2ビルをメインとしたコミュニティアートプロジェクトについての企画が進みました。

    コミュニティアートプロジェクトについて、どうお考えですか?

    アートには、国籍、年齢、性別といったあらゆる壁を超えて、人々を繋げる力があります。「コミュニティ」は、人々が作り出して築いていくものだと思うので、アートが皆を繋いで、周辺の環境を美しく整えたり、クリエイティブな思考を刺激していくと考えています。私は長年、コミュニティでのアートプロジェクトに携わってきました。例えば、私の展示会やライブペインティングのイベントでも、最長20mメートル幅のキャンバスに、見に来てくれたお客さんを巻き込んで皆で絵を描くこともあります。私はアーティストとして仕事をしていますが、川沿いに花を植えたり、外の壁画に色をつけたりなど、誰でもアートに参加して周辺の環境改善に貢献することができると思います。

    プロフィールを見ましたが、教育にも熱心で子ども達と一緒に活動しているようですが、教えるにあたっての工夫をお聞かせいただけないでしょうか?

    はい、多くのプログラムで幼稚園児と一緒に活動しています。一本の鉛筆があれば、冒険したり、夢を見たり、想像することができるので、幼い子供にとってアートはとても大切な活動の一つだと考えています。こういった育成講座を体験すると、建物の壁に絵を書いたり、庭や外観を変身させたりといった、ほかのアートの体験につながっていきます。そして、こういった経験は私自身の作品、特に「ドリーマー」シリーズに大きな影響を与えています。EduArt主催の子ども向け講座が開かれる9月18日(日)

    には私も参加して一緒に活動しますが、今からとても楽しみにしています。

    経歴について簡単に教えていただけますか?

    元々、鋳造の仕事をしていましたが、いくつかのメディアで働きはじめ、1999年にはニューヨークで単独の展示会を行いました。展示会は成功を収め、その後もニューヨークとヨーロッパで展示会を開きました。2002年、研究員兼特別アシスタントとして米国に渡り、サンフランシスコ州立大学で活動していました。現在、ニューヨークと横浜を拠点として、創作活動や教育・研究をおこないながら、アートイベントのキュレーターとしても活動しています。2005年には、日本の伝統的な着色技法を英語で西洋に紹介した初めての技法書『Japanese Patinas』を出版しました。

    9月24日と25日に壁画のペインティングプロジェクトがおこなわれますが、準備は進んでいますか?

    7月にビルや周辺環境を確認するために日ノ出町を訪れました。そこのコミュニティの人々と話をしましたが、歴史深いこの地域へ対する彼らの思いや、環境の改善にかける熱意を感じました。地域の人々とフランクに話をすることは、私の作品の出来上がりを彼らがどう感じるか推測するのにとても大切なステップです。9月17日と18日に最初のスケッチをするまで、どういう作品にするかはまだ決めませんが、地域の人と話したことで、ビルと周辺環境を引き立てるような色使いのアイデアは浮かんでいます。

    このプロジェクトにかかる費用を補うため、支援金を募集しているそうですが、これについて教えていただけますか?

    公共のアートプロジェクトの場合、プロジェクトを成功させるためには寄付金を募ることがとても重要です。今回、7artscafeはクラウドファンディングではなく、米国やヨーロッパではよく行われているような、寄付した側に多くのメリットがある資金集めのためのキャンペーンをおこなっています。寄付することで、まずコミュニティに投資することになり、アートを支援することになります。

    すぎもりえいとくは2022年9月24日と25日に小此木第2ビルの壁面にペイントする予定で、期間中は誰でもいつでも見に来てOK。小此木第2ビルは、日ノ出町駅から徒歩5分の7artscafeが入居しているビルである。このプロジェクトと支援プログラムについて、くわしくはウェブをチェックしよう。

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