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    ローゼンボア

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    By Seasider on 7月 7, 2022 特集

    日本に存在するパン屋の数には驚くことがある。実際に、横浜はヨーロッパのパン発祥の地といわれ、最初のパン屋は1861年に現在の日本大通り付近の外国人居留地で誕生した。以降、家族経営の小さなパン屋の数は増え、それぞれ特徴を生かしたパンを製造しながら、昭和初期にかけて繁栄してきた。東白楽の古い商店街を歩いていると、そのような長い歴史の中でパンを作り続けている店の一つ、「ローゼンボア」を発見した。

    ローゼンボアの創業は1937年(昭和12年)、反町駅の近くに「ナポレオンベーカリー」という名で開業したのが始まりだ。当時の店は空襲で焼けてしまい、戦後、現在の場所へ移転し「高崎製パン」として再開した。現在の店名は、二代目のオーナーがヨーロッパへ旅行した際に感銘を受けたという、デンマークのローゼンボー城が由来となっている。現オーナーは三代目の高崎健人。社会人になって最初はサラリーマンをしていたが、家業を継ぐために勉強し修行期間を経て、ローゼンボアの三代目となった。代々受け継がれているレシピはあるが、古くからの手法で良いところは残しつつ、自家製酵母種を入れた発酵により、粉の風味や旨味を引き立てるなど、時代に合わせた原料の改良にも積極的だ。さらに、彼が導入したレンガ造りが印象的な富士山溶岩窯は、店内のフォーカルポイントになっており、実際にフル活用されている。その名前のとおり、かつて富士山が噴火した際に発生した溶岩を使用した窯だ。溶岩窯で焼くパンは、プツプツとあいた気泡によって、通常のオーブンとはひと味違う、中はしっとり、表面はパリッとした風合いの焼き上がりになるという。近所の幼稚園帰りの子連れ客にはメロンパンやカレーパンが人気で、年配客にはアンパンなどの柔らかいパンが人気だそうだ。手ごろな値段でどれも食べやすく、つい立ち寄りたくなる。

      今後の思いを聞いてみると「これまで長い年月をかけてこの土地で信頼を得てきました。そんな誇りを受け継ぎながら、これからも地元の方々に喜んでいただけるようなお店にしていきたいです」と、明るく語ってくれた。

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