毎年10月1日は、日本酒の酒造りシーズンの始まりを告げる日であり、公式に「日本酒の日」とされている。横浜には上質で美味しい日本酒を楽しめる場所が数多くあるが、今回おすすめしたいのは、ちょっと意外なスポット、本牧にある美しい歴史的庭園「三溪園」だ。
なかでも注目したいのが、園内にある特別なカフェ「待春軒」。今年初めにYSM189号で紹介したので、覚えている読者もいるかもしれない。改めて紹介すると、待春軒は、古木が織りなす建築美と周囲の緑を望む景色が魅力の、三溪園内の伝統的な建物を利用したカフェだ。名物は「三溪そば」。三溪園の広大な敷地に暮らし、後にその名を世界に知らしめた実業家、原三溪(1868~1939)が考案した、独特な麺料理だ。もちろん、他にも美味しい料理がそろっている。
そして、忘れてはならないのが日本酒。それも、地元・神奈川の上質な酒だ。現在のメニューでは、県内の3つの酒蔵、熊澤酒造(天青ブランド)、泉橋酒造、小金井酒造(盛升ブランド)の銘柄を取りそろえている。180mlのグラスは650~700円、300mlの小瓶は1,100円、グループでシェアできる720mlのボトルは2,650~3,800円(価格や取り扱い銘柄は変更になる場合あり)。うれしいことに、冷酒、常温、燗と、好みの温度で楽しめる。他にもアルコール類やノンアルコール飲料が用意されているが、この季節から冬にかけては、やはりフレッシュな日本酒が格別だ!
なお、待春軒では時折、ジャズのライブイベントも開催している。次回は11月14日午後1時30分から、グループ「Infinity Echoes」が出演予定だ。詳しくは同店のInstagramをチェックしてほしい。軽快なジャズの音色に耳を傾けながら日本酒を味わう。秋の土曜日の過ごし方として最高ではないだろうか。
